記事検索はこちらで→
2019.07.01

ウイングトラベル

リクルートの旅行事業、総旅行回数増と地域消費拡大に注力  

「じゃらんフォーラム」開催、事業方針説明

 リクルートライフスタイルは6月28日、都内ホテルで「じゃらんフォーラム2019」を開催し、旅行事業サービス関連の今後の事業方針について説明を行った。同社は旅行領域事業の大きな柱として「総旅行回数の増加」と「総地域消費増加」の2つを据えて取り組みを強化していく考えを示した。
 これらを実現させていくための取り組みとして、宿泊予約サービス「じゃらん.net」でステージプログラムを導入。旅行回数に応じてさまざまな特典を付与するサービスを用意し、旅行回数の上積みにつなげる仕掛けを展開していく。

 

 宿泊予約サービスでステージプログラム導入
 旅ナカコンテンツ拡充、若者需要創出も強化

 今後の取り組みとしては「じゃらん.net」では、リピーター獲得の一環として、ステージプログラムを展開する。同プログラムは今夏からテスト運用を開始。今冬から提供を開始する。また、来年には宿泊予約だけでなくアクティビティやレンタカー予約でもステージ制を導入する計画だ。
 ステージプログラムは直近12月の利用総額を集計し、12カ月間同一のステージを維持する仕組みとする。仮にステージがダウンしても、上級ステータスが1年間有効となる仕組みとする。
 

 

※写真=「じゃらんの今後」をテーマに今後の事業方針などを説明するリクルートライフスタイルの宮本賢一郎執行役員

 

※写真=都内ホテルで開催された「じゃらんフォーラム2019」の模様