防衛省、第2回令和元年度補助金額は64億円に

嘉手納弾薬庫地区の再編推進で58億円

　防衛省がまとめた令和元年度第2回目の補助金関係は、新規1件、継続19件で、合計64奥3200万円になった。最も多い沖縄県は15件で63億4400万円になり、鹿児島県が3200万円、神奈川県が2400万円、青森県が1800万円、東京都が1500万円だった。
　沖縄県の補助金額のうち、大部分を占めたのが嘉手納弾薬庫地区等に関する再編推進事業で、58億2200万円となった。これは沖縄市の多目的アリーナ整備について計上した。そのほか14件は騒音防止対策事業で、合計5億2200万円となった。そのうち9件は嘉手納飛行場に関係する事業として、学校などの施設で騒音防止対策を行う。また、新規1件を含む5件が普天間飛行場に関連する事業で、こちらも幼稚園・学校などの施設で、騒音防止対策を行う。