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2019.07.08

WING

曳航飛行中の機体の曳航索が一部切断・落下

負傷者なし、運輸安全委が重大インシに認定

 運輸安全委員会によると、去る7月7日13時40分頃、北海道北見市の場外離着陸場で、滑空機を曳航飛行中の機体から曳航索が切断して落下する重大インシデントが発生した。曳航索の一部が切断した機体および曳航していた滑空機は、その後いずれも場外離着陸場に着陸。負傷者はいなかった。
 曳航索の一部が切断した機体は、アビオン・ピエール・ロバン式DR400_180R型(JA4027)。北見市の場外離着陸場を離陸後、北海道北見市付近上空高度約900メートルを、滑空機のアレキサンダー・シュライハー式ASK21型(JA2288)を曳航して飛行中に、曳航索の一部が切断し落下した。その後、JA4027は13時50分、JA2288は14時14分に同場外離着陸場に着陸した。
 なお、運輸安全委員会は重大インシデントに認定し、航空事故調査官2名を現地に派遣した。