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2019.07.08

WING

大阪航空局、ORCに業務改善勧告

安全統括管理者に警告も

 大阪航空局は去る7月5日、オリエンタルエアブリッジに対して業務改善勧告を行った。あわせて安全統括管理者に対して、警告も行った。これは同社が整備規程によらない整備作業を行っていたことが明らかになったことのほか、安全管理機能が機能していないと判断したため。
 オリエンタルエアブリッジが保有するDHC-8-201型機(JA801B)において、6月6日に確認主任者が左側エンジンのオイル補給のためにエンジンアクセスパネルを開けたところ、去る6月2日に時間管理により交換した発電機からオイルが漏れていることを発見した。発電機のオイル漏れは許容する基準がないことから、交換することを決定したものの、発電機の在庫がなかったことから、シフト責任者はこの発電機を交換することなく、発電機のオイル漏れをモニターすることとし、口頭でシフト責任者間で申し送りをしていたものの、整備記録には記録が一切残されていなかった。
 6月7日の飛行点検時には、別の確認主任者がオイル漏れ量を確認したところ、前日よりも増加し、左側エンジンカウル下面から漏れがあることを確認。その後、運航中においても左側エンジンカウル下面からオイル漏れの可能性があることから、エンジン・ギアボックスにある排出管出口を、整備マニュアルでは許容されていないキャップで塞ぎ、飛行点検時に溜まったオイルの量を確認。6月13日に発電機を交換するまでの間飛行した。