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2019.07.10

ウイングトラベル

2019年上半期の旅行業倒産は14件、全て破産

負債総額は過去20年で過去最少、小零細中心

 東京商工リサーチ(TSR)がまとめた2019年上半期(1〜6月)の旅行業の倒産件数は14件(前年同期比1件増)、負債総額は7.7%減の7億3200万円だった。件数は2年ぶりに増加したものの、過去20年間で2番目の低水準だった。負債総額は2年連続で減少し、過去20年間で過去最少の負債額となった。
 負債5億円以上の倒産はなく、負債1000万円以上5000万円未満が9件と全体の64.2%を占め、小・零細規模へのシフトがより強まった。原因別では「販売不振」が85.7%と大半を占め、形態別では14件全てが「破産」だった。