ウイングトラベル
ツーリズムEXPOジャパン大阪・関西詳細会見
田川会長「天の時」の大阪で観光交流に貢献
日本観光振興協会、日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)は7月9日、大阪市内で会見し、10月24日から27日の4日間、インテックス大阪で開催する「ツーリズムEXPOジャパン(TEJ)2019大阪・関西」の詳細を発表した。今年のテーマは「私の旅は、次のステージへ。」。初めての大阪・関西での開催ということで、新たにIRゲーミングEXPOを開催するなど、「大阪・関西らしさ」を全面に出し、大阪をゲートウェイとする関西圏に観光客を集める起爆剤となる総合観光イベントとして開催する。
主催者を代表して田川博己JATA会長は、「先だって大阪で開催されたG20サミット大阪宣言でも観光が世界のGDPの10%を占める重要な産業と記された。UNWTOはツーリズムEXPOジャパンを世界3大観光イベントとして認定したが、来年の東京オリンピックのためにビッグサイトが使えず、今年は大阪、来年は沖縄で開催することになった。私たちはこれを大いなるチャンスと捉えて、G20サミット、ラグビーW杯、2021年ワールドマスターズゲーム、2025年万博、IRとまさに『天の時』を迎えている大阪で開くことにした」と述べ、同イベントを通じて、観光交流による成長が地域に波及することをめざす。
ビッグイベントが続き、注目が高まる関西で同イベントを初開催することにより、関西ならではの「観光による地方創生」、「新しいツーリズムのカタチの創造」、「ゲートウェイ関西の魅力とパワーの再発見」の3つを特長として打ち出す。
福島大阪観光局会長「大阪関連80社以上出展」
前売券500円で来場者拡大、7月27日発売開始
大阪観光局の福島伸一会長は、「大阪に関する出展は80社以上で、多岐にわたる企業が出展する。大阪らしい出展としてスポーツ、食、ウェルネス、エンタテイメントの4つを予定している。そのほかに関西の大学中心のアカデミアエリア、IRなどの展示を用意している」と大阪・関西らしさをアピールした。
来場目標は13万人で、内訳は業界日が3万4000人、一般日9万6000人。
入場価格は、前売券を500円、当日券を1000円に設定。これまでの東京開催では前売券1100円、当日券1300円だったことから前売券を半額以上の「ワンコイン」に値下げし、大阪・関西での集客拡大を図る。前売券の発売日は7月27日。
観光大臣会合や海外旅行シンポジウム開催
商談会は100カ国以上、5500セッション予定
主要事業に加えIRゲーミングEXPOを開催
自治体、IR事業者、内外観光事業者が出展
IRゲーミングEXPO2019は、ツーリズム産業とIRをつなぐ国内初のイベントとして、インテックス大阪1号館で開催。ツーリズム産業とIRオペレーターやIR参入を検討する各種業界の企業団体(IRサプライヤー)によるビジネスマッチングや一般来場者へのIRへの理解促進を図る。
JNTO、VJTM商談件数、目標1万3000件以上
ツーリズムEXPOジャパン大阪・関西と同時開催される日本政府観光局(JNTO)による「VISIT JAPANトラベル&MICEマート(VJTM)2019」は、インバウンド商談会を10月24〜26日、交流会を25日、視察プログラムを関西視察26日、ファムトリップ27〜29日または30日に実施する。会場は商談会がインテックス大阪6号館Cゾーン、交流会がハイアットリージェンシー大阪ボールルーム。
で、バイヤー7コース、MICE4コース、メディア1コースを予定している。
来年ツーリズムEXPO沖縄、来場目標3.6万人
10月29日〜11月1日開催、海洋リゾート訴求
記者会見では、来年に開催されるツーリズムEXPOジャパン(TEJ)2020沖縄」の説明があった。TEJ沖縄は来年10月29日から11月1日の4日間、沖縄コンベンションセンターと周辺施設で関西。来場者数は3万6000人、うち業界・メディア1000人、一般3万5000人を目標としている。また、
※写真=左から、清野智JNTO理事長、久保成人日本観光振興協会理事長、田川博己JATA会長、藤川麗華さん、福島伸一大阪観光局長、中野亮一大阪商工会議所理事
※写真=田川JATA会長とツーリズムEXPOジャパン大阪・関西・広報アンバサダーの藤川麗華さん
※写真=ツーリズムEXPOジャパン2020沖縄開催へ、左から清野氏、久保氏、田川氏、下地芳郎沖縄コンベンションセンター会長、渕辺美紀沖縄経済同友会代表幹事