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2019.07.12

WING

山崎統幕長、ホルムズ海峡情勢を注視と発言

自衛隊の有志連合派遣についてはノーコメント

 山崎統合幕僚長は7月11日の定例会見で、米国のダンフォード統合参謀本部議長が、ホルムズ海峡の安全確保に向け有志連合を結成する考えを明らかにしたことについて、「発言については、報道を通じ承知しているところだが、この発言についてコメントする立場に無い」と述べた。その上で、「ホルムズ海峡は、我が国の(エネルギー確保上)安全保障上、極めて重要な地域であり、関係国としっかりと情報交換をしつつ、情勢を注視している段階」と語った。
 また有志連合への参加打診の有無について質問されると、情勢について様々なやり取りを日米間で行っていることは事実と認めるも、「個別のやり取りについてはコメントを差し控える」と述べ、ダンフォード統合参謀本部議長との電話会談等の予定も回答を控えた。
 また6月のタンカー攻撃については、「現在も引き続き、最大の関心事項として情報収集をしている」と述べ、「関係諸国と情報交換して、情勢について注視している段階」と語った。

 

※写真=山崎統幕長は有志連合への参加打診の有無等について、コメントを差し控えた