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地方公共団体の空飛ぶクルマ構想発表会開催
国交省・経産省主催、実現へ一層後押し
国土交通省と経済産業省は8月2日、都内で「地方公共団体による空の移動革命に向けた構想発表会」を開催する。これは世界中で開発が進められている通称「空飛ぶクルマ」の実現を後押しするため、空の移動革命に意欲的な地方公共団体の取組み構想を発表する会合。地方公共団体からの参加も募っている。
こうした発表会の開催に当たり、国交省・経産省は官側が、民間の取組みを適時適切に支援し、社会に認められるルールづくりなど整合的に進めることが重要だとしている。これまで、空飛ぶクルマについては、「空の移動革命に向けた官民協議会」で議論を進めて、去年12月にロードマップを取りまとめた。制度などの議論に当たって、地方公共団体と民間の事業者が連携し、具体的なサービスの提供を想定した実証実験を行うことが不可欠だ。そのため、意欲的な地方公共団体による構想発表の場を設けることで、実現を後押しするとしている。