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地対艦誘導弾改と空対艦誘導弾の開発着手
三菱重工、川崎重工と契約
防衛装備庁はさきごろ、2017年度予算により開発に着手する12式地対艦誘導弾(改)及び哨戒機用空対艦誘導弾の同時開発について、三菱重工と川崎重工の両社と契約した。この開発は共通のミサイルを地上発射とP-1哨戒機からの空中発射という異なるプラットフォームからの発射に合わせて、改良する。原型となるミサイルは新空対艦誘導弾として開発が最終段階にある。12式地対艦誘導弾(SSM)は2012年度に制式化され、88式SSM(1988年度に制式化)からの換装を進めている途中だが、早くも後継として12式SSM(改)の開発に着手する。