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2019.07.17

WING

デルコ社がF-35部品補給の拠点に

トランプ大統領が訪問し、表明

 

 ドナルド・トランプ米大統領は7月12日、ウィスコンシン州ミルウォーキーのデルコ社(ロッキード・マーティンの子会社)を訪問し、「デルコ社が米空軍、海軍、海兵隊、世界中の同盟国のためのF-35の部品保管、維持部品の配送を行うことになり、ミルウォーキーでの仕事が大いに拡大する」、と表明した。
 デルコによると、同社は世界中に所在しているF-35の1500種類に上る異なる部品の管理と出荷を主導していくことになる。今年末までに従業員を15%増員する計画という。ミルウォーキーでのビジネスの増加を支えるため、設備投資を行い、キャンパスの拡大に着手している。F-35関連の修理能力を開発するため、1200社のサプライヤーを加えることも検討しているとしている。F-35関連でのウィスコンシン州への経済効果は12億ドルと見積もられているという。

 

※写真=ミルウォーキーのデルコ社を訪問し、演説するトランプ大統領(提供:ロッキード・マーティン)