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日本空港ビル決算、経常30%増の166億円に
旅客増加で施設利用、物品販売の大幅増で増収増益
日本空港ビルデングがこのほど発表した2018年3月期(2017年4月1日〜2018年3月31日)連結決算は、売上高は前期(17年3月期)比10.2%増の2259億5300万円となった。利益面では営業利益が41.4%増の134億2900万円で、経常利益が30%増の166億9600万円、純利益が71%増の117億7600万円と、増収増益となった。
羽田空港では、航空旅客数が増加し、施設管理運営業では施設利用料収入などが前年を上回った。物品販売業では、成田直営店および市中免税店で売上げが伸び、さらには中部国際空港へ免税店を出店したことで大幅な増収になった。飲食業でも機内食の顧客となっている航空航空会社の搭乗率が増加したことなどから、売上増となった。