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2019.07.18

WING

「まや」型護衛艦2番艦は「はぐろ」に命名

イージス護衛艦は8隻体制へ

 ジャパン マリンユナイテッドは7月17日、同社横浜事業所磯子工場で、2016年(平成28年)度計画護衛艦の命名・進水式を実施した。現在艤装中の「まや」型護衛艦の2番艦となる護衛艦は、「はぐろ」と命名され、関係者はじめ一般観覧者が見守る中、無事進水した。「はぐろ」は倉光啓介1等海佐を艤装員長として艤装に入り、2021年3月の完成、引渡しを予定している。なお、「はぐろ」の艦名は山形県にある羽黒山からとられており、艦名としては旧海軍の妙高型重巡洋艦「羽黒」から続いて2代目となる。
 当日は梅雨が明けず天候がすぐれない日々が続くなか、「はぐろ」の進水を祝うかのごとく珍しく晴れ渡り、進水・命名式の会場には、鈴木防衛大臣政務官や山村海上幕僚長、深山防衛装備庁長官をはじめとする関係者約500名と、一般観覧者約2000名の合わせて約2500名が臨席。鈴木防衛大臣政務官が岩屋防衛大臣の命名書を代読し、「本艦を『はぐろ』と命名する」と述べて命名した後、支綱を切断して「はぐろ」は進水を終えた。
 まや型護衛艦2番艦として建造中の「はぐろ」は、海上自衛隊の8番目のイージス護衛艦となり、イージスシステムはベースライン9を搭載する。

 

※写真=まや型護衛艦2番艦は「はぐろ」と命名された。本艦で海自のイージス艦は8隻体制となる

※写真=鈴木防衛大臣政務官が命名書を代読する

※写真=進水式を終え、引き出されていく「はぐろ」。完成、引渡しは2021年3月予定だ

※写真=自衛艦命名書と支綱を切断した斧

※写真=造船所に掲げられた横断幕