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大都市部災害発生時のHA/DRを検証
第2回メガシティ会議、各国関係者が情報共有
米陸軍訓練教義コマンド(TRADOC)と、米太平洋陸軍(USARPAC)が共催し、陸上自衛隊が協力する「第2回メガシティ会議」が、7月18日に閉会した。防衛研究所国際会議場で7月17・18日の2日間に亘り開催された同会議では、防衛省および米軍関係者、自衛隊退官者等を含む有識者約200名が参加して、大都市部で災害が発生した場合の人道支援や災害救助(HA/DR)について検証した。
会議は各セッションでパネリストがブリーフィングを行った後、パネルディスカッションを行うという流れで行われ、パネルディスカッションでは聴講者から盛んに質問が飛んだ。
また、湯浅陸上幕僚長は7月18日の定例会見の場で、この「メガシティ会議」について、「防衛関係者だけでなく、国連等の関係機関、大学・研究者等様々な方が参加しており、大都市部における作戦や災害対処等の経験を共有することが出来たことは意味がある」と開催の意義について感想を述べている。
※写真=「第2回メガシティ会議」は7月17・18日の2日間に亘り開催。大都市部で災害が発生した際のHA/DRについて検証した