ウイングトラベル
東京五輪旅行パートナー3社が公式ツアー発売
開幕まであと1年、独自性あるプランを提案
7月24日で東京オリンピック開幕まで残り1年を迎えるのにあわせて「東京2020オフィシャル旅行パートナー」を務める旅行会社3社が公式観戦ツアーの詳細を相次いで発表してきた。KNT-CTホールディングス(KNT-CTHD)は全競技を観戦するツアーを始め、複数競技の観戦プラン、チャータークルーズ付きの観戦ツアーなどを発表。東武トップツアーズは新国立競技場で開催される競技と閉会式のパッケージプランや馬術、アーバンスポーツを満喫する企画などを造成した。JTBはすでに発表しているホテルシップの滞在プランや宿泊施設と観戦チケットのセット販売に加え、近日中にもチケット所持者向けの観戦ツアーを発表する予定だ。自国開催のオリンピックを間近に控え、各社とも独自性を出した旅行商品を造成しオリンピックの盛り上げを担う。
KNT-CT、第1弾として全競技制覇企画など1900人募集
飛鳥IIクルーズと競技観戦のセットプランも
KNT-CTHDは7月22日に記者会見を行い、グループ会社の近畿日本ツーリストとクラブツーリズムが企画・実施する公式観戦ツアーを発表。第1弾として約1900人を募集する抽選販売を実施する。
同社はオリンピック関連商品の販売にあたって「2020Wonder Journey!きっと想像以上の旅になる」というブランドスローガンを策定。旅のスペシャリスト集団として「最適な予想外」を提供するというコンセプトで商品造成に取り組んだことを紹介した。
※写真=フリークライマーの大場美和さん(写真右)とともに東京五輪観戦ツアーをアピールするKNT-CTホールディングスの米田昭正社長
東武トップツアーズ、5本9コースの商品発売
今後、新コンテンツや観光スポット企画も用意
東武トップツアーズは7月24日から公式観戦ツアーの抽選販売を開始する。同社は5本9コースの商品を用意。いずれの商品も「東京オリンピック競技大会の素晴らしさを体感してもらえるような内容」としたとしている。
※東武トップツアーズ、「東京2020オリンピック公式観戦ツアー」商品案内サイト
JTB、ホテルシップ滞在や宿泊付プランをすでに発売
7月中にも観戦チケット所持者向け商品を発表
JTBはすでに募集を終了している横浜港に停泊予定のプリンセス・クルーズの「サン・プリンセス」で宿泊しながらオリンピックを観戦するプランに加え、宿泊施設と競技観戦を組み合わせた商品を用意し、7月24日から抽選参加申込を開始する。
※写真=東京オリンピック開催に向け工事が進む東京ベイゾーンの施設