ウイングトラベル
UAL4-6月決算、過去最高の純利益11億ドル
旅客収入6%増、太平洋線3%増・中南米線14%増
ユナイテッド航空(UAL)が発表した2019年第2四半期(4-6月)決算は、営業収入が前年同期比5.8%増の114億200万ドルで、うち旅客収入は6.1%増の104億8600万ドル、営業費用は3.1%増の99億3000万ドルに圧縮した。この結果、営業利益は28.6%増の14億7200万ドル、税引前利益は58.4%増の13億5400万ドル、純利益は54.0%増の10億5200万ドル、希薄化後の1株当り利益は62.1%増の4.02ドルといずれも過去最高を記録した。これに伴い、2019年の調整後・希薄化後の1株当たり利益の予想値を、10.50ドルから12.00ドルの範囲へ引き上げた。
上半期営業収入210億ドル、旅客収入192億ドル
営業利益4割増20億ドル、純利益6割増13億ドル
これにより、2019年上半期(1-6月)決算は、営業収入が6.0%増の209億9100万ドル、うち旅客収入が6.6%増の192億1100万ドル、営業費用が3.4%増の190億2400万ドルで、営業利益は39.8%増の19億6700万ドルと約20億ドルを計上した。税引前利益は66.0%増の17億2100万ドル、純利益は62.3%増の13億4400万ドル、希薄化後の1株当り利益は71.9%増の5.07ドルと大幅なプラスとなった。
上半期の旅客数は4.6%増の7904万6000人で、搭乗率は国際線が1.8ポイント増の81.5%、国内線が0.1ポイント増の85.2%だった。