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2019.07.26

ウイングトラベル

安KTO社長、今年は過去最多の353万人目標

目標を上方修正、1-5月は28%増と好調

 韓国観光公社(KTO)の安栄培(アン・ヨンベ)社長はこのほど本紙の単独インタビューに応じ、「昨年の訪韓日本人数は27.6%増の294万人だった。今年は320万人を目標としていたが、第一四半期の状況をみると、2012年の352万人を超えるのではないかという好調ぶりを示している」として、当初目標を上方修正し、「過去最多となる353万人の達成をめざす」方針を明らかにした。
 2019年1〜5月までの累計実績は、前年同期比28.0%増の137万1210人と、3割近い伸びを維持している。仮に下半期もこの勢いが続けば、年間380万人近くまで達する計算となる。安社長は、「上半期は非常に好調だった。下半期も気を緩めず、まずは2012年の過去最多記録を更新することを目標に頑張っていきたい」と述べ、7年ぶりの過去最高更新に意欲を示した。

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※写真=本紙インタビューに応える安栄培韓国観光公社(KTO)社長