ウイングトラベル
ANA・JALが成田−ウラジオストク線就航へ
来年3月運航、一番近い欧州へ観光交流拡大
全日空(ANA)と日本航空(JAL)が来年3月に、相次いで成田−ウラジオストク線を開設することを決定した。ANAは来年3月までの冬期スケジュール中に、JALは3月末の夏期スケジュールから就航する。ANA、JALともに、国内航空会社として初めてのウラジオストク乗り入れとなる。
ANAは、2022年までのグループ中期経営戦略で打ち出した国際線事業を成長戦略の柱の一つにする未就航エリアへの路線拡大の一環。就航日、運航ダイヤ、使用機材などは今後の調整によって決定する。ウラジオストクはANAとして、国際線47番目の就航都市となる。
一方、JALは成田−ウラジオストク線の開設で、同じワンワールドパートナーのS7航空のロシア国内線ネットワークを通じ、極東ロシア・シベリア方面への接続が可能とする。
JALは運航スケジュールを既に発表。使用機材はボーイング737-800型機で、ビジネスとエコノミーの2クラス。往路が成田発11時20分・ウラジオストク着12時45分、復路がウラジオストク発16時25分・成田着17時40分。