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2019.07.30

WING

スターアライアンス、NECと生体認証活用で協業

来年3月サービス、顔認証で搭乗券など提示不要に

 

 スターアライアンスとNECは、生体認証を活用した本人確認プラットフォーム(Star Biometrics Hub(スターバイオメトリクスハブ))の開発を協議することを決めた。
 これはNECの顔認証技術を活用するもので、スターアライアンスはこのプラットフォームをベースとして、アライアンス加盟社のフライトを利用する旅客のシームレスな搭乗手続きを実現し、体験価値を向上するサービスを構築することを目指す。スターアライアンスでは、2020年3月までに提供開始する予定だ。
 このサービスではスターアライアンス加盟社のフライト利用旅客は、事前に各社のモバイルアプリで顔画像とパスポート情報を登録。モバイルアプリや空港のキオスク端末でチェックインを行うと、手荷物預け、ラウンジ、搭乗ゲートなどで、従来は実施していたパスポートと搭乗券の提示が不要となり、顔認証による本人確認で通過できるようになるという。