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英空軍プロテクター無人機の支援でコブハムと提携継続
ジェネラル・アトミクス、ライフサイクル後方支援で協力
ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ(GA-ASI)は7月19日、英コブハム・アビエーション・サービシーズと、英空軍に2020年早々に納入を予定しているプロテクターRG Mk1遠隔操縦機(RPA)の後方支援で、リーパーRPAの後方支援に引き続き、提携を続けることを再確認したと発表した。
コブハムは2015年以来、英空軍ワディントン基地で同空軍のリーパーRPAのGA-ASI製地上操縦ステーションのための技術支援、維持支援を提供している。同社はGA-ASIが2018年7月に実施した歴史的なスカイガーディアンRPAによる大西洋横断飛行にも参画しており、プロテクターはこのスカイガーディアンをベースに開発されている。
コブハムが英空軍に提供する支援役務には、プロテクターのライフサイクルに亘り、より低廉なコストを維持する整備方針の開発、部品補給やそのほかの後方支援が含まれる。GA-ASIとコブハムは長期に亘る協力関係を持ち、リーパーからプロテクターへの機種更新を円滑に進めるため、英国のプロテクター計画のために最適な維持サービスを提供するとしている。
※画像=英空軍に納入が始まるプロテクターRG Mk1の想像図。国籍マークや部隊マークが描かれている(提供:GA-ASI)