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エアバス、エールフランスKLMからA220を60機
エアバスは7月30日(仏現地時間)、エールフランスKLMグループとの間で、A220-300型機を計60機受注する覚書(MoU)を締結したことを発表した。
A220はもともとボンバルディアのCシリーズとして開発されたが、ボンバルディアの経営悪化に伴って、エアバスが製品ラインナップに加えた。ボンバルディアが販売していた当時、エアバス、ボーイングという分厚い壁に阻まれるかたちで販売不振に喘いだ同機だが、エアバスのプロダクトなって以降、その受注は好調だ。エアバスによると6月末現在、551機の受注を獲得している。エアバスはA220が属する100席~150席市場には、今後20年間で7000機の需要が見込まれるとしており、A220の成長性に期待を寄せているところ。
※画像=エールフランス塗装のA220イメージ(提供:エアバス)