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2019.08.19

WING

ボーイング、ベトナム航空に787-10納入

 ボーイングは8月15日(ノースチャールストン現地時間)、ベトナム航空に対して787-10型機の初号機を引き渡した。ベトナム航空はエアリース・コーポレーションからリースで導入しており、今回受領した機体は、計8機導入する787-10型機の初号機となった。
 ベトナム航空の787-10型機の客室仕様は総座席数が367席。そのうち24席がビジネスクラスで、残りの343席がエコノミークラス席に設定した。
 なお、787-10型機の全長は68.3メートル。787-9型機に比べて5.5メートル長く、シリーズ最長。これにより787-9型機に比べて約40名多くの旅客を輸送することができるほか、貨物搭載量も増加することができる。さらに、約6430海里(1万1910km)を飛行することも可能で、ボーイングによれば、双通路機が運航する路線の95%以上をカバーすることができるとしている。

 

※写真=ボーイングはベトナム航空に787-10型機を初めて引き渡した(提供:ボーイング)