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2019.08.20

ウイングトラベル

ハナツアージャパン、減収減益で中間赤字

日韓関係不透明で通期も下方修正、最終赤字に

 HANATOUR JAPAN(ハナツアージャパン)が発表した2019年12月期の第2四半期(1〜6月)の連結決算は、売上高が前年同期比1.3%減の42億700万円、営業利益は25.7%減の5億7100万円の減収減益となったほか、営業外で為替差損7億800万円を計上したことなどから、経常損益は1億6700万円の赤字(前年同期は5億8300万円の黒字)、中間純損益は3100万円の赤字(同じく4億2300万円の黒字)となった。
 また、足元の日韓関係は先行き不透明な状況が続いており、韓国からの訪日旅行客を中心に展開している同社グループの各事業は多大な影響を受けることが見込まれるとして、通期連結業績予想を下方修正した。
 修正後の通期予想では、売上高は前回予想比33.1%減の68億8700万円、営業利益は同比83.4%減の3億3200万円とし、経常損益は前回予想の19億4200万円の黒字から14億6000万円の赤字へ、当期純損益は13億300万円の黒字から9億6500万円の最終赤字へとそれぞれ下方修正した。