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2019.08.21

ウイングトラベル

観光庁、女性活躍推進検討会を発足  

観光分野で女性が働きやすい環境実現目指す

 観光庁は8月19日「観光分野における女性活躍推進に向けた検討会」の初会合を開催した。同検討会では、女性活躍を通じた観光先進国への取り組み強化を目指し、観光分野における女性が働きやすい環境や人材育成の方策、多様な女性人材の確保などに関する検討を行う。また、検討会と並行して、育児などで就業ブランクのある女性やキャリアアップを目指す女性などを対象として観光業界への就職支援を行う取り組みも実施していく。
 女性活躍推進検討会は、5月に大阪で開催されたG20サミットで「女性のエンパワーメント」や観光における「女性の質の高い雇用や起業の創出」などが首脳宣言に盛り込まれ、国際的な取り組みとなっている。そうした観点から、今回の検討会は観光庁の国際観光部が事務局を務めることとなった。委員は観光分野の学識経験者や観光の第一線で活躍する有識者で構成。座長には東京女子大学現代教養学部国際社会学科コミュニティ構想専攻の矢ヶ崎紀子教授が選ばれた。

 

 「観光業でキャリア再発見プロジェクト」実施
 育児などでブランクある女性などの再就職支援

※写真=観光分野における女性活躍推進に向けた検討会の初会合の模様

 

※写真=検討会冒頭であいさつする観光庁の高科淳国際観光部長