エンブラエル、エウジェーニオ・デ・メーロを拡張

3000万米ドル投資、テクノロジーセンターなど新設

　エンブラエルは8月19日（サン・ホセ・ドス・カンポス現地時間）、本拠地であるサン・ホセ・ドス・カンポスのエウジェーニオ・デ・メーロの工場を拡張することを決めた。投資額は3000万米ドル。エンブラエルによれば、新建屋を建設することで同サイトは4000名以上のスタッフが作業に従事する能力を有することになるとのこと。現在、同工場では1500名のスタッフが、製造、開発、エンジニアリング、構造および各種システム試験、そして訓練や研究開発などに従事しており、新建屋の建設などでスタッフ数は約2.7倍と、大幅にその能力を増強することになりそうだ。
　今回の投資を通じて4つの新たな建屋を建設するとしており、その建設作業においても最大で600名の一時雇用を生み出す見込みだ。エンブラエルによると、新建屋では、グローバルエンジニアリングおよびテクノロジーセンター、カスタマーサービスおよびトレーニングセンターといった役割に専念するとしている。

※写真＝拡張工事が進む現場（提供：エンブラエル）

※画像＝新しい建屋のイメージ（提供：エンブラエル）

※画像＝レストランやコンシェルジュなどといった各種施設も改良・拡張する（提供：エンブラエル）