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北の瀬取り警戒監視で加フリゲート「オタワ」参加
9月上旬以降には豪航空機が活動開始へ
防衛省は、北朝鮮による瀬取りの警戒監視活動について、8月下旬以降にカナダ海軍のフリゲート「オタワ」が活動を行うことに加え、9月上旬以降にはオーストラリアが航空機による警戒監視を行うと発表した。カナダ海軍艦艇による警戒監視は、去年以降3度目となり、オーストラリアの航空機による活動は去年以降5度目となる。
北朝鮮籍船舶による物資の移し替え、いわゆる「瀬取り」は、国連安保理決議によって禁止されている行為。防衛省では海上自衛隊によって警戒監視活動を行っているところ。関係各国が一致して警戒監視を行う取組みについては、国連安保理決議の実効性確保の観点から歓迎するものとなっている。
※写真1=カナダ海軍フリゲートの「オタワ」(提供:防衛省、カナダ国防省出典)
※写真2=オーストラリアのP-8哨戒機(提供:防衛省、オーストラリア国防省出典)