中部7月、国際線旅客数が初の60万人突破

国際・国内旅客数、15％増の118万人で過去最高

　中部空港会社が8月22日に発表した7月の空港運営概況によると、国際線旅客数が開港後初めて60万人の大台を突破したことが明らかになった。国際線・国内線をあわせた航空旅客数は前年同月比15％伸びた118万2260人となり、7月単月として過去最高を記録。2015年7月から49ヵ月連続で、前年同月実績を上回った。
　開港後初めて60万人を突破した国際線旅客数は、前年比22％増えた60万1400人。このうち日本人旅客数は13％増加した27万300人と大きく伸びた。ただ、日本人旅客数の伸びを更に大きく上回ったのが、外国人旅客数だ。旺盛な訪日需要を背景に、中部空港における外国人旅客数は大きく伸びており、7月実績でも32％増えた32万9600人を記録した。
　一方、国内線旅客数は8％増えた58万860人となり、2018年10月から10ヵ月連続で前年同月実績を超えた。

※写真＝中部空港は7月実績において国際線旅客数が初の60万人超え。全体の旅客数も過去最高を更新した