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2019.08.26

WING

陸自北部方面隊、海・空も参加する実動演習

新編の補給・弾薬大隊へ即応予備自衛官参加

 陸上自衛隊の北部方面隊は9月3日から9日まで、令和元年度方面隊実動演習を行う。これは、本格侵攻事態への対処を訓練するもので、海上自衛隊および航空自衛隊も参加して、北海道全域で演習を実施する。この演習では、2018年度に第10即応機動連隊へ配備した機動戦闘車を使用する。さらに、同18年度に北部方面隊へ新編した、補給大隊および弾薬大隊などへ即応予備自衛官が参加して訓練を行う計画だ。
 この度行う実動演習は、北部方面隊最大規模の演習で、人員約1万名の参加を予定する。担任官は、北部方面総監の吉田圭秀陸将。参加車両は約3000両、航空機が約30機と、多数の人員・装備によって、より実戦的な訓練を行うものとなっている。
 前述のとおり、北海道全域での訓練を予定するとして、使用する演習場は、矢臼別演習場、北海道大演習場、上富良野演習場、然別演習場、滝川演習場、留萌演習場、マサリベツ演習場、孫別演習場、銭函演習場、高嶺演習場、来馬演習場、名寄演習場、近文台演習場、美幌演習場、帯広演習場。関係する自治体としては、札幌市、小樽市、夕張市、留萌市、歌志内市、深川市、喜茂別町、岩内町、神恵内村、新十津川町、上富良野町、美深町、天塩町、幌延町など。