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2019.08.26

WING

関空7月実績、総旅客数は13%増の279万3462人

国際旅客13%増加、国内線も12%拡大

 関西エアポートが8月23日に発表した関西空港の7月の空港利用状況によると、関西空港の旅客数は前年同月比13%増えた279万3462人だった。このうち、国際線旅客数は13%増加した218万542人、国内線旅客数は12%増加した61万2920人だった。
 国際線旅客数のうち、日本人旅客数は8%増加した62万4840人と好調だったが、外国人旅客数はそれを上回る16%もの伸びがみられ、153万650人だった。
 貨物取扱量は国際線・国内線合計で10%減少した6万5225トンに留まった。米中貿易紛争を機に世界の航空貨物の荷動きは低迷しており、関西空港においてもその影響を受けている様相だ。
 このうち国際線貨物取扱量は11%減少した6万3865トン、国内貨物取扱量も1%減少した1360トンだった。
 なお、発着回数は国際線・国内線合計で12%増加した1万8175回。国際線の発着回数は13%増加した1万3787回、国内線は9%増加した4388回だった。

 

■伊丹の旅客数が6%増加
 神戸空港旅客数も6%拡大

 

 そのほか、関西エアポートが運営する伊丹、神戸空港の7月の利用実績によると、伊丹空港の国内線旅客数は6%増加した138万7471人だった。貨物取扱量は4%減少した1万845トン。発着回数は2%拡大した1万1998回だった。
 一方、神戸空港の旅客数も好調で6%増えた28万1004人だった。発着回数は2%増加した2575回。