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統幕、露海軍艦艇7隻が宗谷岬沖の東進確認
統合幕僚監部は8月26日、ロシア海軍の艦艇7隻が宗谷岬沖を東へ向けて航行したと発表した。この艦艇の航行は、24日午前6時30分ごろから、25日午前10時30分ごろまで続いた。現時点では、それら艦艇による自衛隊艦艇などへの危険な行動や日本領海内での航行といった行為はないとしている。
ロシア艦艇を確認したのは、海上自衛隊第15護衛隊の「ちくま(大湊)」および第2航空群(八戸)のP-3C。ウダロイI級駆逐艦1隻、ステレグシチー級フリゲート2隻、タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇2隻、タランタルII級ミサイル護衛哨戒艇1隻、マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦1隻の合計7隻が、宗谷岬の西約130kmの海域を東進。その後、それらの艦艇が宗谷海峡を東航したことを確認した。
※写真=このほど海自が確認したロシア海軍艦艇。上からウダロイI級駆逐艦、ステレグシチー級フリゲート、タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇、タランタルII級ミサイル護衛哨戒艇、マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦で、合計7隻が宗谷岬沖を通過した(提供:統合幕僚監部)