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防衛省、詳細な北ミサイル発射を発表
日韓GSOMIA破棄決定後初の発射情報で
防衛省は去る8月24日、北朝鮮が発射した短距離弾道ミサイルについて、分析情報を発表した。このミサイルは当日午前6時44分ごろに北朝鮮東岸から1発、東方向へ発射し約400km飛翔。さらに午前7時1分ごろにも1発の弾道ミサイルを東方向に発射して約350km飛翔したとのこと。落下地点は、日本の排他的経済水域(EEZ)外と推定されるとした。
この度の北朝鮮によるミサイル発射は、韓国が日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄の決定後、初めて実施したもの。これまで北朝鮮は、頻繁に短距離の弾道ミサイルを発射してきたが、防衛省はその中でも、最も詳細な分析を示した。
さらに防衛省は、安倍晋三内閣総理大臣へ直ちに報告を行った上で、「1.情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対して、迅速・的確な情報提供を行うこと」「2.航空機、船舶等の安全確認を徹底すること」「3.不測の事態に備え、万全の態勢をとること」の3点の指示を受けたとした。