九州地域航空需要喚起「しまとびクーポン」今年も

離島線の需要喚起、ANA・JAL各1000セット販売
　
　全日空（ANA）、日本航空（JAL）、オリエンタルエアブリッジ（ORC）、日本エアコミューター（JAC）、そして長崎県、鹿児島県の6者は8月26日、マイル交換特典の「しまとびクーポン」を今年も継続すると共同で発表した。マイルから「しまとびクーポン」への交換申し込みは、9月2日からスタートする計画で、クーポンの販売予定数であるANA、JAL各1000セットが無くなり次第、その販売を終了する。
　「しまとびクーポン」は、地域航空会社の離島路線需要喚起策として2018年11月5日から2019年2月28日までの期間に行った。ANAおよびJALの1万マイルを、1万5000円分のクーポン（5000円×3枚）と交換することが可能で、ANAマイル分のクーポンはJAC対象路線、JALマイル分のクーポンはORC対象路線の航空券購入に利用することができる。
　今年も昨年同様に、ANAおよびJALマイルで各1000セット限定発行し、ANA・JAL双方のマイレージ会員が、従来はマイルで利用することができなかった離島路線を利用できるようにする。
　対象路線は、ORC運航の長崎-壱岐、長崎-五島福江、長崎-対馬線の3路線。一方、JAC運航の対象路線は鹿児島-喜界、鹿児島-沖永良部、鹿児島-与論、奄美-喜界、奄美-徳之島、奄美-与論、那覇-沖永良部-徳之島線となる。