18年度防衛医科大卒業生の離職時償還金額が決定

医師で4278万円、保健師等で778万円が基準に

　防衛省は8月27日、今年3月に卒業した防衛医科大学校卒業生が離職した際の償還金算定の基礎となる金額を定めることを目的とした、「自衛隊法施行令の一部を改正する政令案」を同日の閣議で決定したと発表した。
　今回の改正により、2019年3月に卒業した防衛医科大学校卒業生が離職した際の償還金算定基礎額は、「医師である幹部自衛官となるべき者の教育訓練（防衛省設置法第十六条第一項第一号）」を修了した者は4278万円となった。
　また、「保健師及び看護師である幹部自衛官となるべき者の教育訓練（同項第二号）」と「保健師及び看護師である技官となるべき者の教育訓練（同項第三号）」の修了者は、778万円となっている。