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2019.08.28

WING

国交省、羽田新飛行経路で飛行検査開始へ

航空保安施設の稼働状況など確認

 国土交通省は8月30日から12月下旬にかけて、羽田空港の新飛行経路に関する飛行検査を実施する。航空保安施設などの稼働状況を確認することが狙いだ。
 2020年3月29日から、羽田空港の国際線発着枠が増枠する。国土交通省としては、増枠に伴い新たに整備した航空保安施設の稼働状況の確認や、新飛行経路の出発・到着経路の飛行方式の安全性を検証する方針だ。
 飛行実証には飛行検査機のセスナ「CJ4」を投入する。無線施設が発する電波の品質などの確認・検査のほか、滑走路に向かって親友中の航空機に対して、滑走路までの正確な方向などを示す無線施設(ILS)が正しい信号を航空機に提供しているか、さらには夜間や悪天候時などにパイロットが滑走路を視認するために必要な航空灯火の明るさなどの確認・検査なども行う。