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成田7月、国際線と全体で過去最高の発着数に
韓国線・欧州線で新規・増便、国内線も好調
成田空港の7月実績は、全体の発着数および国際線発着数が開港以来最高値となった。7月最高となったのは、全体の旅客数、国際線旅客、国内線旅客、国内線発着数の4項目。国際線では韓国線や欧州線で新規・増便が好影響となった。国内線は長崎、高知、下地島と新規就航が続いたことと、中部、仙台の増便があったため、旅客・便数で大幅な伸びとなった。
国際線旅客数は前年同月比4%増の320万2908人で、そのうち日本人が4%増の120万6727人、外国人が3%増の160万6061人、通過客が8%増の39万120人となった。国内線の旅客数は13%増の68万9612人。旅客全体で5%増の389万2520人と、旅客数の増加に国内線が貢献するかたちとなった。
国際線発着回数は5%増の1万8104回で、うち旅客便が3%増の1万5760回、貨物便が15%増の2102回、その他が27%増の242回だった。国内線発着数は15%増の4974回で、うち旅客便が15%増の4782回、貨物便が85%増の72回、その他が8%減の120回となった。そのため全体の発着回数としては7%増の2万3078回となった。