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自衛隊が大規模地震時医療活動訓練へ参加
内閣府実施の訓練、省庁連携で災害対処
自衛隊は9月7日、内閣府が実施する大規模地震時医療活動訓練へ参加する。これは首都直下地震の発生を想定した訓練で、自衛隊としては、広域医療搬送等訓練、航空搬送拠点臨時医療施設運営支援等訓練を行う。
同訓練には、統合幕僚監部から約15名が参加する。陸上自衛隊としては陸上総隊、東北方面隊、東部方面隊、自衛隊中央病院から約100名、航空機2機が参加する予定。海上自衛隊は自衛艦隊から約50名が参加する。航空自衛隊は航空総隊、航空支援集団から約120名と、航空機4機が参加を予定。さらに防衛医科大学校から約20名が参加する。
この訓練の実施は、内閣府と訓練に参加する地方公共団体が定める場所、並びに同周辺海空域で実施する。災害派遣時の各種行動と、防災関係機関との連携要領などを訓練して、災害対処能力の維持・向上を図る。