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2019.09.05

ウイングトラベル

シンガポール日本人訪問客数、好調に推移

1〜7月で前年比7%増、映画プロモなど奏功

 シンガポール政府観光局(STB)は9月4日、シンガポール航空(SIA)とともに旅行業界関係者を招いた「シンガポール感謝の夕べ」を開催した。イベント冒頭でSTBの柴田亮平日本支局長があいさつし、直近のシンガポールへの日本人訪問客数について「今年に入ってから好調に推移しており、7月までの段階で対前年で7%を超える状況となった。8月もまだ数値は確定していないが好調に伸びている」ことを明らかにした。シンガポールは今年に入り航空座席数が増加したことに加えSTBによるアニメ「名探偵コナン」の劇場版を始め、映画によるプロモーションに力を入れており、デスティネーションの露出を高めたことなどが今回の実績に結びついたと見ている。これとあわせて「旅行会社のみなさまにはさまざまな部分で協力してもらっている」と旅行業界関係者からのサポートに対して改めて謝意を述べた。
 STBはグローバルキャンペーン「Passion Made Possible」にあわせて美食やショッピング、アウトドア、文化などに着目したプロモーションを展開した。

 

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 来年1月から、提供座席数が増加

 シンガポール航空からは東京や大阪発着路線で増便や機材の大型化が行われたことが紹介された。この中から、昨年末に増便した羽田発着のSQ639便/SQ630便について説明が行われた。同便は羽田発は深夜となっており、仕事終わりでも搭乗できるほか、地方都市からの出発でもスムーズに乗り継ぎが可能。また、シンガポールは夕方発となっており、旅行最終日もゆとりを持った行程を組むことができる点をアピールした。
 

 

※写真=「シンガポール感謝の夕べ」で来場者にあいさつするシンガポール政府観光局の柴田亮平日本支局長