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2019.09.05

ウイングトラベル

ラグビーW杯開催地、宿泊需要は上半期から上昇

エクスペディア調査、海外来場予想は60万人

 エクスペディアグループは、来る9月20日から約6週間にわたってラグビーワールドカップが開催される日本の12都市について、2019年上半期(1〜6月)の宿泊動向を調査したが、訪日外国人の宿泊需要は前年同期比30%増、国内需要は40%増と、開催前から好調に伸びていることがわかった。大会期間中は全国12会場(東京都、札幌市、釜石市、熊谷市、横浜市、袋井市、豊田市、東大阪市、神戸市、福岡市、熊本市、大分市)で48試合が行われ、来場者数は最大180万人、そのうち海外からは約60万人の観戦客が見込まれるとして、とくにヨーロッパからの観戦者が多いことが予想されるとしている。
 それによると、三井住友DSアセットマネジメントの宅森昭吉チーフエコノミストは「観戦チケット販売が世界的に好調だったことを受けて、ラグビーワールドカップへの海外からの予想来場者数は40万人から60万人に上方修正された。とりわけヨーロッパからの観戦者が多いことが予想されており、大会に寄せる世界の関心は日々高まっている」とコメント。来訪者が開催都市の周辺地域を観光する可能性も十分あるとして、周辺エリアへの経済効果も期待できると見ている。

 

※写真=ラグビーワールドカップはいよいよ9月20日に開幕する