WING
エンブラエル、KC-390をブラジル空軍に初納入
エンブラエルは9月4日(ブラジル・アナポリス現地時間)、ブラジル空軍に対して、KC-390を初納入したことを発表した。納入を記念したセレモニーが同日、アナポリス空軍基地で開催され、ブラジル空軍のFirst Troop Transport Group(1st GTT)で運用を開始する。
KC-390は元々、エンブラエルとブラジル空軍が共同開発した空中給油輸送機。エンブラエルは同機をサンパウロ州ガヴィアン・ペイショートの工場で製造している。ブラジル空軍は2014年に28機のKC-390およびイニシャル・ロジカル・サポートに関する契約を、エンブラエルとの間で締結していた。その後、2018年にはブラジル当局から型式証明を取得した。
※写真=エンブラエルはブラジル空軍にKC-390を初納入(提供:エンブラエル)
※写真=ポルトガルへの売り込みにも成功したKC-390。写真は8月にポルトガルから受注した時のもの(提供:エンブラエル)