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ロッキード、垂直離着陸機能を付加
ストーカーEX固定翼小型無人機を改良
ロッキード・マーティンはこのほど、「ストーカーEX」固定翼無人航空機(UAV)に垂直離陸着陸(VTOL)能力を付加する改良を行ったと発表した。この新しいオプションにより、ユーザーはより制限された場所からの運用が可能となるとしている。全幅12フィート、重量24ポンドの小型UAVであるストーカーEXは、これまで空気圧レールまたはバンジー(ゴムひも)発射システムで発射し、胴体着陸回収していた。
ストーカーEXはプロパン燃料電池で8時間、バッテリーで4時間以上の航続時間を持ち、巡航速度は35マイル/時。小型で静粛なUAVで、驚異的な航続時間と安定化されパン、ティルト、ズーム可能な電子光学、赤外線、低光度高解像度画像センサ、追尾機能付きカメラを搭載し、実運用で画像収集力は実証済みという。
VTOLの具体的な方法は今回明らかにされていないが、無人で軽量の機体なので、垂直上昇、垂直降下が行えるものと考えられる。画像の公表がなかった。