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空自、豪空軍と国内初共同訓練1年越しに実現
「武士道ガーディアン」F/A-18など参加
航空自衛隊は9月11日から10月8日まで、千歳基地や三沢基地と、その周辺空域で日豪共同訓練「武士道ガーディアン19」を実施する。この訓練は、国内では初めてとなるオーストラリア空軍との共同訓練。去年に一度計画されたが、9月に北海道胆振東部地震が発生したため、見送るかたちとなった。その後、10月に行われた日豪2+2の共同声明を受けて、このほど実現した。
参加するオーストラリア空軍は、第81航空団第77飛行隊を主とした訓練部隊約150名が参加する計画。F/A-18A/Bが7機参加するほか、KC-30空中空輸機が1機、C-17およびC-130輸送機がそれぞれ1機ずつ参加予定としている。航空自衛隊から参加するのは北部航空方面隊で、F-15が10機、F-2が3機、参加を予定する。主な訓練内容は、要撃戦闘訓練、防空戦闘訓練、戦術攻撃訓練など。