ウイングトラベル
カナダ観光局「チームカナダ」でセミナー開催
各州/準州観光局が冬素材や新情報を紹介
カナダ観光局と、カナダの6つの州/準州観光局(ブリティッシュ・コロンビア州観光局、アルバータ州観光公社、カナダ・オンタリオ州観光局、ケベック州観光局、プリンス・エドワード島州政府観光局、ノースウエスト準州観光局)で構成する「チームカナダ」は、先日都内ホテルで旅行会社向けのセミナーを開催した。セミナーでは、各州/準州観光局がこれからの冬の素材や新情報などについて紹介、セミナー後は懇談の場として、観光局によるワークショップも実施した。
カナダ観光局からは、旅行業界・メディア担当マネージャーの中川聡美氏が「カナダには四季それぞれの魅力があり、特に冬は、冬ならではの大自然の魅力が詰まっている」とアピールし、ハイキングや犬ぞり、スノーシューなどの体験素材を訴求。
続いてブリティッシュ・コロンビア州観光局から、バンクーバーやビクトリア、ウィスラーでの冬の体験として、クリスマス時期の各地でのイルミネーションや、近年旅行会社でも商品化が進むクリスマスマーケットなどの素材を紹介。
アルバータ州観光公社からは、州内4つの「Canada WOW Experience Collections」や、カルガリーでの都市滞在、さらにバンフやジャスパー、エドモントンを加えた冬の体験を訴求。
ケベック州観光局は、州内4つの「Canada WOW Experience Collections」を絡めながら、ケベックシティとモントリオールでの冬ならではの体験を訴求。
プリンス・エドワード島州政府観光局からは、小説「赤毛のアン」ゆかりの地として、数多くの日本人が訪れる「グリーン・ゲイブルズ・ハウス」のビジターセンターがリニューアルした点など、最新情報について説明。
ノースウエスト準州観光局は、オーロラ鑑賞を中心に説明。8月中旬から10月中旬までの「夏秋オーロラ」と、11月中旬から4月下旬までの「冬オーロラ」の2つの時期があり、鑑賞施設としては、ツアーでも利用される鑑賞施設の他に、小規模グループ向けの犬ぞりとの組み合わせや移動しながらオーロラ鑑賞できるスポットへ向かう「オーロラハンティング」などもあると紹介した。
※写真=(上)カナダ観光局中川氏(下)各州/準州観光局が集まったワークショップの様子