ウイングトラベル
18年都市別訪問者数、バンコク4年連続1位
マスターカード調べ、支出額1位はドバイ
マスターカードは、2018年版の「Mastercard Global Destination Cities Index」を発表したが、2018年の国際宿泊到着客数はバンコクが4年連続で1位だった。東京は1293万人で9位だった。また、2018年の支出額ランキングでは、1位がドバイ、2位がサウジアラビアのメッカ、3位がバンコク、4位がシンガポール、5位がロンドン、6位がニューヨーク、7位がパリとなり、8位が東京、9位がスペインのパルマ・デ・マヨルカ、10位はタイのプーケットだった。
この調査は、一般に利用可能な国際到着客数と支出データの独自分析に基づき、世界200都市をランク付けしたもの。今年はとくに、3つのトレンドが見られるとして、第一に過去10年間で国際訪問者数は一貫して増加し、各都市の到着客数は2019年からの10年間で平均6.5%増加し、支出額は平均7.4%増加したとしている。
【国際宿泊到着客数の世界都市別ランキング】
▼1位バンコク=2278万人/3.34%/4.8泊/184米ドル
▼2位パリ=1910万人/2.24%/2.5泊/296米ドル
▼3位ロンドン=1909万人/3.47%/5.8泊/148米ドル
▼4位ドバイ=1593万人/1.68%/3.5泊/553米ドル
▼5位シンガポール=1467万人/4.0%/4.2泊/272米ドル
▼6位クアラルンプール=1379万人/9.87%/5.7泊/142米ドル
▼7位ニューヨーク=1360万人/2.94%/7.9泊/152米ドル
▼8位イスタンブール=1340万人/8.14%/5.8泊/106米ドル
▼9位東京=1293万人/10.02%/5.4泊/196米ドル
▼10位アンタルヤ・トルコ/1241万人/8.14%/14.0泊/44米ドル
アジア太平洋の国際到着客数、年率8.9%成長
トップ20に日本の5都市入る、大阪や北海道も
また、マスターカードはアジア太平洋地域のランキングも発表したが、アジアでは1位がバンコク、2位がシンガポール、3位がクアラルンプール、4位が東京、5位がソウル、6位が大阪、7位がプーケット、8位がパタヤ、9位がバリ、10位が香港などの順となった。
また、日本では11位に北海道、19位に千葉、20位に沖縄が入り、日本はアジアで最も訪問者数が多い市場として浮上し、上位20位のなかに5都市がランクインした。
※写真=2018年の国際宿泊到着客数1位に選ばれたバンコク