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2019.09.20

WING

日米で米軍施設関係3件合意、施設提供で2件

 日米合同委員会は、合計3件の合意に至ったことを発表した。土地の共同使用が1件と、米側への整備施設提供が2件といった内訳となった。
 青森県八戸市の八戸貯油施設では、一部土地の共同使用を承認した。これは青森県が堤防の嵩上げ用地として使用するためで、約70平方メートルを米側と日本側が共同で使用する。
 長崎県佐世保市の庵崎貯油所では、すでに合意が成されている提供施設整備工事について、整備完了に伴い米側へ提供することとなった。整備施設は、消防署の敷地造成で、日本側から土留や下水など一式の提供を行う。
 沖縄県沖縄市および北谷町のキャンプ端慶覧では、日本側が整備した雨水排水施設や、防災施設を米側へ提供する。こちらもすでに委員会で提供施設整備工事が合意されていて、このほど施設整備が完了したため、委員会の承認を得た。

 

※図1=八戸貯油施設の共同使用箇所(提供:防衛省)

※図2=庵崎貯油所の提供施設位置(提供:防衛省)

※図3=キャンプ端慶覧で提供する施設の位置(提供:防衛省)