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2019.09.20

WING

セントレアにLCC利用の第2ターミナル運用開始

LCC5社が運航、将来を見越した拡張性を確保

 中部国際空港(セントレア)で9月20日、第2ターミナルが運用開始となった。LCCが利用しやすい低コスト構造の施設で、計画当初から拠点化を表明していたエアアジア・ジャパンのほか、ジェットスター・ジャパン、エアプサン、チェジュ航空、ティーウェイ航空の5社が同ターミナルの使用を開始した。
 第2ターミナルの年間旅客取扱数は450万人で、そのうち300万人が国際線での利用を想定する。本館・サテライトによる2階建て2棟の構造で、延床約4万5000平方メートルの施設に計10スポット・14ゲートを備える。このターミナルの特徴は、内際を一体とした乗換のしやすさだ。LCCを乗り継ぐインバウンド・アウトバウンドにとって利用しやすいターミナルとした。もちろん旅客動線は分かりやすいシンプルなものとして、利便性・機能性を優先した設計となっている。

 

※写真1=20日オープンとなったセントレア第2ターミナル(提供:中部国際空港会社)

※写真2=使いやすさを追求した構造。拡張性を持たせて将来の需要増加に対応する(提供:中部国際空港会社)