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青森ドクターヘリ、17年度は760件出動
2機運航体制効果は138件にのぼる
青森県は5月22日、2017年度の県ドクターヘリ運航実績を公表した。それによれば、要請件数940件に対して、出動件数は760件となったことを明らかにした。760件のうち、29件(3.8%)が県外への出動だった。要請件数に対して出動件数が180件下回った理由として、天候不良が108件、離陸前キャンセルが37件、重複要請が22件、そして運用時間外が13件だったという。
青森県では2機のドクターヘリ運用体制が構築されている。ドクターヘリ2機運航体制の効果について、2017年度は138件だったことを明かした。青森県によれば、一方のドクターヘリが他の事案に対応中に新たな要請があり、もう一方のドクターヘリが対応した件数は131件だったとのこと。また、一方のドクターヘリが天候不良で対応できず、もう一方で対応した件数は5件、その他の理由で出動した件数が2件だったという。