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KEA、襄陽/務安−北九州を定期便化へ
航空局から外国人国際航空事業経営許可を取得
航空局は5月23日付で、コリアエクスプレス(KEA)が申請していた外国人国際航空運送事業経営許可申請を許可した。これによりコリアエクスプレスは、現在は定期チャーターとして運航中の襄陽−北九州線と務安−北九州の二路線を定期便化する。運航便数はそれぞれ週3往復便(襄陽線:火・金・日、務安:火・木・日)で、定期便としての運航開始予定日は5月27日から。現行通り、50席仕様のERJ145を投入する。
コリアエクスプレスは2005年4月に設立された韓国のコミューター航空。ERJ145型機を2機保有していて、その資本金は50億ウォン(約5億円)。襄陽国際空港を拠点とする。韓国国内線を運休するなど、紆余曲折を経ながらも、日本路線については運航開始当初に2009年大邱−対馬、金浦−対馬線を開設したことがあるほか、16年には襄陽−北九州線に、17年には務安−鳥取、務安−北九州の定期チャーターをスタート。今年は1月に務安−南紀白浜線でチャーター便を運航していた。