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ロッキード、仏空軍にKC-130J空中給油機を初納入
FMSでC-130J-30輸送機に続き、独空軍との共同部隊向けに
ロッキード・マーティンは9月19日(仏現地時間)、フランスから2機受注しているKC-130J空中給油機の1機目を同日、オルレアン・ブリシー基地でフランス空軍第62輸送航空団に引き渡したことを明らかにした。フランスは既に受領したC-130J-30輸送機2機と契約中のKC-130J空中給油機2機の合計4機を、アメリカ政府のFMS(有償軍事援助)契約で取得するもので、2機目のKC-130Jは2020年に納入予定という。これらのスーパー・ハーキュリーズは、ドイツが米国から3機ずつFMSでの調達を2018年に公表しているC-130J-30およびKC-130Jとともに、仏独共同飛行隊を編成する計画となっている。
仏独首脳間合意に基づく仏独共同飛行隊は2024年にフランスのノルマンディーにあるエブルー・フォービル基地で運用を開始する計画という。
※写真=米国ジョージア州マリエッタを離陸するフランス向けKC-130Jスーパー・ハーキュリーズ給油機(提供:ロッキード・マーティン)