ウイングトラベル
STB副長官「シンガポールから世界・未来を見る」
「Passion Made Possible」フェーズ2を語る
観光PRイベント出席のために来日したシンガポール政府観光局(STB)のチャン・チーペイ副長官は、本紙とのインタビューで、11月から始まる「Passion Made Possible」のフェーズ2について方向性を語った。日本の旅行者に対して(1)シンガポールから世界を見る、(2)シンガポールから未来を見る、(3)自分のペースで行き先を見つける−の3つのアプローチで、シンガポールをアピールする。
第1の「シンガポールから世界を見る」は、先週末に開催されたF1レースと併行して、インドや中国のローカルイベントを開催した。こうした国際イベントとローカルイベントを併催を通じて、シンガポールから世界を見ることに焦点を当てる
第2の「シンガポールで未来を見る」は、新しい消費者トレンドをシンガポールへの訪問者に対する体験として提供する。例えば、チャンギ国際空港内にオープンした大型商業施設「ジュエル・チャンギ」は、ジュエルだけでも行く価値があり、建築物そのものが未来的として、こうしたシンガポールの未来をフォーカスする。
第3の「自分のペースで行きたい先が見つける」は、シンガポールは安全な渡航先であるとともに、徒歩や公共交通機関で行きたい所に行けることが強みで、さらにその環境整備を進める。同副長官は「世界の大都市の中でも、それがシンガポールのポジション」と強調した。
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※写真=インタビューに答えるシンガポール政府観光局チャン・チーペイ副長官