河野防相「武士道ガーディアン」隊員激励

日豪防衛協力さらに強化、地域の平和と安定に貢献

　河野太郎防衛大臣は9月25日、航空自衛隊千歳基地で実施中の日豪共同訓練「武士道ガーディアン」を視察し、参加する航空自衛隊およびオーストラリア空軍の両隊員を激励。視察後の会見で、オーストラリアは日本にとって「普遍的価値や戦略的利益を共有する特別な戦略的パートナー」であり、この共同訓練によって、防衛協力を一層強化するとともに、日本および地域の平和と安定に貢献したいと話した。また隊員が高い士気を持って訓練を行う姿勢に「力強い協力関係を実感することができ、大変有意義な機会」と述べ評価した。
　また当日は、航空幕僚長の丸茂吉成空将と豪州空軍本部長のメル・ハプフェルド中将が、同訓練を受けて、日豪の「特別な戦略的パートナーシップ」を象徴するものといった共同声明を発表。両国の関係は、共通の戦略的利益を有するとともに、自由で開かれたインド太平洋について、共有された価値に基づくものだとした。

戦略的パートナーシップ関係一層重要に