記事検索はこちらで→
2019.09.30

WING

5枚ローター型H145、南半球最高峰山頂に着陸

双発ヘリが高度6962メートルに着陸するのは初

 エアバス・ヘリコプターズは9月25日、5枚ローターを装備したH145が南半球最高峰のアコンカグア(標高6962メートル、2万2840フィート)の山頂に着陸するデモンストレーションを行ったことを発表した。双発エンジンを備えたヘリコプターがこの高度で着陸するのはこれが初とのことでH145の性能の高さを示した。
 今回のデモフライトは、冬期ということ、そして最大30ノットの突風と薄い空気密度など、ヘリコプターの運用環境としては厳しい条件の下で行われた。デモンストレーションに投入した機体は、アルゼンチン・メンドーサを離陸。アコンカグアの麓まで30分飛行した後に上昇を開始し、およそ15分上昇して、山頂に着陸した。
 今回のデモフライトを操縦したエアバス・ヘリコプターズのテストパイロットは、「新型H145は最新のアビオニクス『Helionix』と4軸オートパイロットを備えており、高い操縦性から無事に頂上に着陸できた」と語り、アコンカグア頂上を飛行しても、追加で二名搭乗するだけの出力にゆとりがあったことを強調した。

 

※写真=新型H145は南半球最高峰のアコンカグア山頂に着陸するデモンストレーションを行った(提供:エアバス・ヘリコプターズ)

※写真=アコンカグア山頂(標高6962メートル、2万2840フィート)まで上昇して、まだ2人のせられるだけの上昇力を持つとアピールした(提供:エアバス・ヘリコプターズ)